ボールペン選びに困ったらこの対応表を見て特性違いのものを2〜3選べばOK!!

まあ困ることはないかもしれませんが。。ボールペン選び、文具屋さんの棚の前に立つといろいろありすぎて良く分からない。なんとなくデザインなんかで選びがちですので、選ぶ際に参考にできる特性対応表をまとめてみました。

f:id:donluis:20141023182730j:plain

各種ボールペンの特性/メーカー別対応表

各社の代表的な銘柄のボールペンをピックアップして、特性別(油性/水性/ゲル)に対応表にしてみました。銘柄によっては「こいつは水性バージョンでもでてるよ」などあると思いますが、細かいところは抜きにしたざっくりした仕様です。おまけにシャーペンとその他部門も付けておきました。

三菱 ゼブラ パイロット ぺんてる
油性 ジェットストリーム ジムノック
スラリ(注1)
アクロボール
Dr.グリップ
ビクーニャ
ゲル(染料) ハイテックC スリッチ
エナージェル
ゲル(顔料) ユニボールシグノ
スタイルフィット(注2)
サラサ フリクションボール(注3)
ジュース
ハイブリッド
水性(染料) Vコーン ボールペンテル
水性(顔料) ユニボールビジョンエリート
ユニボールアイ
マルチボール マイクロボール
シャーペン クルトガ シャーボ オプト オレンズ
グラフ
その他 ポスカ マッキー Vペン サインペン

注1:スラリはエマルジョンインクという油性/水性の混合インクです
注2:スタイルフィットはリフィル式で油性なども選べますがメインはゲルインクということで
注3:フリクションボールはこすって消せるボールペンという事で実際には顔料ではなく特殊なインクですが便宜的にここに入れました

それぞれの特徴は?

油性/水性/ゲルの違いは?

  • 油性:耐久性に強み。水に濡れても消えにくい。にじみも起きにくい。昔はかすれやインクだまが起きやすかったけど、最近のものはその心配なし。
  • 水性:さらさら〜っと筆を走らせられる書き心地が気持ちいい。ただし水に濡れるとにじみます。耐久性に関しては油性よりも劣ります。
  • ゲル:油性と水性のいいとこどり。さらさらした書き心地と、にじみにくさを両立。

染料系と顔料系の違いは?

  • 染料系:インクが紙に染み込むことで筆記できます。発色がいいのが特徴で、この染料系のペンは色も豊富。書き味もさらさら。
  • 顔料系:染料系のように染み込まず、インクが紙の上に乗るイメージ。耐久性は染料系よりもこちらに軍配。油性の代替でゲルを使うのなら顔料系を選びましょう。

どうやって選ぶ?ポイントはこんな感じ

まずはきちんとした書類(お役所系など)に記入する場合に備えて、1本は油性の黒ボールペンを持っておきたいところ。郵便物の宛名書きにも油性がベストです。

ノートや手帳用など普段使いには、ゲル顔料が使いやすいと思いますが、でも最近の油性ボールペンはさらさら書きやすくゲル顔料と遜色ないため、油性でも全然OKかな。

ゲル染料は、ハイテックCやスリッチの売り場を見れば一目瞭然ですがカラー豊富。綺麗にノートを取りたい学生さんなんかには嬉しいです。ハイテックCのニードルポイントという細いペン先は、小さな手帳のカレンダー欄なんかにはぴったりです(耐久性が劣るといえば劣りますが比較の問題で、そうそう消えて読めなくなるわけではありません)。

水性はどうでしょうか。あえて水性を持ちたい、というのは少しマニアックな方かもしれません。老舗Vコーンの書き心地には熱烈ファンも多いようです。メモやスケッチなど、さらさら~~~っと書き飛ばしたい時には最高の相棒です。

個人的なおすすめ

普段使いなどには、個人的にはシグノの「RT1」というボールペンがいちおしです。上に写真を貼ったヤツです。デザインもシンプルで、書き味も申し分ない。ペン先のボールが格納されている部分のエッジを滑らかに加工しているそうです。

宛名や書類記入にはしっかり濃く書けて書き味もスムーズなサラサかスラリを使います。メモやアイデア出しなどにはVコーンが活躍します。その他、ハイテックCとエナージェルも好きですが、あまり使う場面がありません。エナージェルは書き味は最高だと思いますが、デザインがあまり好きではないんですよね。

ネットで検索するとすこぶる評価が高いジェットストリームはするする滑りすぎて個人的にはちょっと使いにくいかな。

過去分も減免可能!国民年金は過去に遡って減免申請ができる

年金事務所様より恐怖の特別催告状が送られてきました。真面目な私は、指定のとおりに最寄りの年金事務所に出頭。

 

泣く子も黙る返済計画を突きつけられるかと思いましたが、あっけなく過去の未納分まで半額減免の申請をお薦めされ、なんか得した気分に(幻想)。

 

この黄色い封筒に怯える皆さん!年金事務所に行って相談したほうがいいですよ!

 

f:id:donluis:20141023122741j:plain

 

国民年金は過去の未納分に遡って減免申請ができます!

実は今年の4月に大幅に、過去未納分の減免申請のできる範囲が広がっているんですね。「保険料の納付期限から2年を経過していない期間」であれば、過去の未納分の年金額を免除・減額の申請ができるようになっています。

 

これまでは、さかのぼって免除及び若年者納付猶予(以下「免除等」といいます。)の申請ができる期間は、申請時点の直前の7月(学生納付特例の申請は4月)まででした。
 
平成26年4月からは法律が改正され、保険料の納付期限から2年を経過していない期間(申請時点から2年1ヵ月前までの期間)について、さかのぼって免除等を申請できるようになりました。(学生納付特例も同様です)

年金について - 国民年金保険料の免除等申請期間の拡大 | 日本年金機構

 

免除(減免)してもらえた分はあとから追納付できる

厳しいこのご時世、免除申請が通ったら大いに助かるものですが、おそらく私達が老人になる未来はさらに厳しいご時世が予想されます。国民年金なんて払うだけ無駄、というお考えもあるでしょうが、個人的には頑張って減免された分も後から払っておきたいものです(将来お金持ちになるという甘い願望)。

 

老齢基礎年金の年金額を計算するときに、保険料の免除や猶予の承認を受けた期間がある場合は、保険料を全額納付した場合と比べて年金額が低額となります。
しかし、免除等の承認を受けた期間の保険料については、後から納付(追納)することにより、老齢基礎年金の年金額を増やすことができます。

年金について - 免除された国民年金保険料を追加で支払いたいとき | 日本年金機構

 

ずっと使われてるお薬でも「あれ?効果なくね?」となって再審判が下される話

ブログはじめました。

 

何を書こうか、コンセプトは?タイトルは?と悩み始めると果てしない事になってしまう性分なもので(実際にそんな状態になってしまい)、なかなか書き始められませんでしたが、もはや観念してすごく適当な感じで始めてみようと思います。

 

しばらくは、今勉強中の薬学検定の勉強メモみたいな感じです。あと1ヶ月ほど。ブログ書いてる場合じゃない・・・。

 

http://www.flickr.com/photos/32625013@N00/3177877243

photo by Auntie P

実は効果がなかった(かもしれない)お薬

やっぱり、そんなお薬もあるんですね。塩化リゾチームという抗炎症成分。慢性副鼻腔炎や気管支炎などの薬に配合されている成分だそうです。2012年に有効性についての再評価指定がされている、と。

 

どういうことかというと、「お薬としての効果がない疑いがあるからもう1回試験を行って確かめてみてね、効果が確かじゃないと販売させないよ」という厚生労働省からのお達しです。

 

別に、昨日今日に見つかった薬効成分が疑われているわけではなくて、この塩化リゾチーム自体はおよそ90年ほど前に発見された、けっこう歴史あるものなんですけどね。2015年までに臨床試験を行ってその結果を報告する事になっているそう。来年には、この薬の命運が決まるわけですね。

 

すでに販売をやめちゃったお薬も

この塩化リゾチームに関しては、「どうやら効果がなさそうだし、再試験するのももういいや 」という感じで、早々と販売を中止してしまったお薬もあります。武田薬品工業は消炎酵素製剤のダーゼンというお薬を販売中止しました。他にも佐藤製薬のアセス錠剤内服タイプ、東和薬品の塩化リゾチーム製剤も。

 

ずっと服用している方もいらっしゃる薬だったのに、ある日突然に薬効がないといって店頭から消えるんですね。そんな事もあるのかあ、という感じです。ちなみにあすか製薬のアクディーム、エーザイのノイチーム、日本新薬のレフトーゼといったお薬は、一部の効能表記を削除したうえで、再評価試験を進めているそうです。

 

どんな結果になるのか、2015年のニュースをチェックしたいと思います。