トクホ利権の香りがぷんぷんします。トクホのノンアルコールビールが逆転認可だそうで

トクホのノンアルコール飲料が認可されたとかでニュースになっています。なんでも一旦は不適切とされたのが覆ったそう。

先ほど関西の夕方のワイドショー(MBS)では、

条件付きで認可された。条件というのは、ノンアルコールビール業界の自主規制で、お酒の棚に並べる事&未成年には販売しない事、というルール。

だがこの条件はむしろ、メーカー側が嬉しい規制。なぜならお酒の棚に並べられる事で、酒税のかからないノンアルコールビールにも関わらず、他のお酒と同等の価格で販売できるから。

 というような趣旨でコメンテーターが解説していました。ふむふむ。

 

しかしトクホといえば、利権の巣窟だそうじゃないですか。サイゾー情報。

 

ちょっと調べてみると、

  

ここらでひとつ消費者庁としては、トクホの市場再拡大の起爆剤が欲しいところ。トクホ市場の周囲には、トクホの効果にお墨付きを与える「財団法人 日本健康・栄養食品協会」など、トクホ市場が縮小すると困る人達がたくさんいます。こうした機関のお偉いさん席には、旧お役人のお歴々が居座っているんですね(トクホの元所管官庁だった厚労省を中心に)。

 

折しも、安倍首相の成長戦略のひとつである「サプリメント・健康食品の機能性表示解禁」が迫っています。サプリメントや健康食品にも、トクホと同様の機能表示(「◯◯に効果がある」という表示)が許されるようになる見込みです。消費者庁および厚生労働省はこの流れをなんとか阻止しようと動いています。トクホの市場、そして利権の縮小が目に見えているからです。

 

なぜ逆転認可?トクホのノンアルコールビールを市場化したい人々 | BALANCED

 

 

そうか、サプリメントの機能性表示解禁の直前なんですね。んー、まさにこのタイミング。

 

トクホ市場、縮小させまじ!!!

 

という執念が、消費者委員会の答申を覆してノンアル“トクホ”ビールをなし崩し的にスタートさせたわけですね。

テレビでも「普通のビールをトクホにしてくれたらええねん」とたしか桂南光さんが言うてましたが、消費者庁としてはやっぱり“したい”んでしょうな。(←なぜか南光さんみたいな口ぶりに)

 

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