ダンサー森山未來、留学中の公演動画まとめ、イスラエルに行った理由など
NHKで森山未來の自撮りドキュメンタリー番組が放送されるということで話題です。そこで森山未來のダンス方面の仕事をまとめて紹介したいと思います。イスラエルに行った理由、留学中出演した公演の動画なども紹介。俳優の余技というわけではなく、本当に世界のパフォーミングアート(身体表現芸術)の最前線で活動しているんですよ!
自撮り企画の裏側(妄想)
ちなみに、公共放送で「自撮り」という企画性にも驚きの声が上がっているようですが、おそらくNHKの企画力というよりは、、
NHK「ぜひ密着させてほしいんですが…」
森山「それは嫌だ」
NHK「密着じゃなくてもいいんで、なんとかNHKのクルーが帯同する事は…」
森山「ダメかな」
NHK「…」
森山「まあ、自撮りだったら…」
NHK「(ううむ、それで番組つくるしかねぇな)」
こんな感じと妄想。実は海外滞在中に「Switch」誌でも連載をされていたのですが、そちらも自らが撮影した写真というのがメインコンセプトでした。たぶん人がついてくる事を嫌がったんだろうなと。
森山未來のダンス方面の仕事まとめ
ここでは、ダンスを主体としたパフォーミングアート及び現代舞台芸術での主な活動歴を紹介します。(商業演劇系の演劇作品やミュージカルなどでもダンスの腕前を披露されていますが端折ります。ごめんなさい)
- 森山未來DANCE LIVE w/z モダンミリイカンパニー FELLOWSHIP OF FABLY 〜旅の仲間達〜(2004年夏)
- カフカの「変身」(2010年3月 - 4月、作:フランツ・カフカ、演出・構成:スティーヴン・バーコフ)
- シアターコクーン・オンレパートリー2010「タンゴ-TANGO-」(2010年11月、作:スワボミール・ムロジェック、演出:長塚圭史)
- Revival / ヤザキタケシ(2010年12月4日・5日(神戸)、演出・振付:ヤザキタケシ)
- テヅカ TeZukA(2012年2月23日 - 26日、演出振付:シディ・ラルビ・シェルカウイ)
- 100万回生きたねこ(2013年1月 -2月 演出:インバル・ピント&アブシャロム・ポラック)
- インバル・ピント&アブシャロム・ポラックカンパニー公演 (Dust、Oyster、Wallflower)(2013年10月 -2014年10月)
- Dance New Air 2014-「談ス」(2014年9月)
- プルートゥ PLUTO(2015年1月9日 - 2月11日予定 演出:シディ・ラルビ・シェルカウイ)
Wikipediaより抜粋
まずは有名な話ですが、そもそも森山未來はダンススタジオを運営する母親のもとで様々なダンスを習得するところから、芸の道に足を踏み入れています。上記の最初にある「モダンミリイ」とは、そのダンススタジオの事です。
インバル・ピント&アブシャロム・ポラックとシディ・ラルビ・シェルカウイとの出会い
その後のキャリアを通してもたびたび、その圧倒的な身体能力を見込まれて現代舞台芸術の公演に出演していますが、今回のイスラエル滞在に直接繋がる流れが2012年「テヅカ TeZukA」でのシディ・ラルビ・シェルカウイとの出会い。そして2013年「100万回生きたねこ」でのインバル・ピント&アブシャロム・ポラックとの出会いです。
それぞれ、いわゆる「コンテンポラリーダンス」と呼ばれるジャンルで世界の第一線で活躍する振付家・演出家・ダンサーです。
森山未來がイスラエルに行った理由とは
2014年の文化交流使としての海外留学では主に、インバル・ピント&アブシャロム・ポラックのカンパニーに参加して研鑽をつみ、実際に世界ツアーにも出演者として帯同するなどの活動をしていました。そのカンパニーというのが、イスラエルに拠点をおいているのでイスラエル行きとなったわけです。
また留学期間中にはベルギーに飛び、シディ・ラルビ・シェルカウイとも作品の共同創作・公演に励むなど国境を越えて活動していました。
※ちなみにイスラエルやベルギーは、コンテンポラリーダンスの世界的なカンパニーを多数輩出するコンテンポラリーダンス大国なのです。
留学先イスラエルでの森山未來出演動画!
WALLFLOWER | Inbal Pinto & Avshalom Pollak - YouTube
こちらはインバル・ピント&アブシャロム・ポラックカンパニーの「WALLFLOWER」という作品。日本でも公演された作品です。どこに森山未來が出ているか探してみてください(ほぼ全編で出ています)。
Judha, Jesus with soy. Part #1 - YouTube
こちらはインバル・ピント&アブシャロム・ポラックカンパニーのダンサーElla Rothschildとのデュオ作品のようです。
こちらはNHKで少し前に取り上げられた際の動画。踊っている姿もあります。ストリートで裸で取っ組み合いをするようなパフォーマンス等、多彩な表現に挑戦されていたことが分かります。
最後に
以上、いかがでしたでしょうか。はっきり言ってコンテンポラリーダンスは非常にマイナーといえる芸術ジャンルです。個人的にも好きでそうした公演も観に行きますが、その分野に本気で取り組み世界の第一線で活躍できる才能が、実は誰もが知っている有名俳優であるなんて凄いことですね。彼の今後の活躍も楽しみです。