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鉄筆文庫という新文庫レーベルについて

文芸のこと

本屋で文庫コーナーをぶらぶらしていると見慣れない辺見庸「反逆する風景」が平積みしてありました。講談社文庫版を持っていますが、表紙が違う。手にとってみると「鉄筆文庫」とあります。新しい文庫レーベルのようですが、出版社もよく知らない(株)鉄筆とあります。

反逆する風景 (鉄筆文庫)

反逆する風景 (鉄筆文庫)

 
『もの食う人びと』は読んだのに『反逆する風景』を未読だなんて……ああ、もったいない! ー帯コピーより

鉄筆文庫とは?

まったくノーチェックでしたが、第一弾となった白石一文のこの表紙は、本屋で良く見かけてました。上の辺見庸は第二弾だそうです。

翼 (鉄筆文庫 し 1-1)

翼 (鉄筆文庫 し 1-1)

 

鉄筆は、渡辺浩章氏が光文社から独立して立ち上げた出版社。渡辺氏は週刊誌の編集を勤めたのち、販売部門の部長を長く勤められた方のようです。「鉄筆」の名は、販売部門時代に書店員向けの広報誌として刊行していたフリーペーパーが由来とのこと。

小さな出版社の今後に期待

鉄筆文庫の第三弾は辺見庸の小説だそう。これまでの骨太なラインナップを見ていると、今後も楽しみですね。個人的には白石一文のお父さんの作品を文庫棚にまた舞い戻らせてほしいですね。

しかし、インディペンデントな出版社でいきなり文庫での船出で、しかもラインナップもけっこう重厚な作品達ですし、ビジネス的に大丈夫なのかな?と余計な心配もしてしまいます。注目です。

 

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